白壁造りの豪商たちの蔵屋敷が立ち並ぶ吉井町。
この街のお雛様は、一般的な雛壇とは一味違い、精巧な衣装をまとった立体的な押し絵細工おきあげや、埃を避けるために箱に納められた箱雛など、この土地独自の文化が今も息づいています。
街を歩けば、各家庭や商店の軒先に色鮮やかなお雛様が飾られ、まるで街全体が大きな博物館になったかのよう。
どこか懐かしく、温かいおもてなしの心に触れられるのは、筑後吉井ならではの醍醐味です。
今回の記事では、筑後吉井おひなさまめぐりの日程、見どころやイベント情報、便利な駐車場など、押さえておきたいポイントをまとめてご紹介したいと思います。
筑後吉井おひなさまめぐりの日程
| 名称 | 筑後吉井おひなさまめぐり |
| 住所 | 福岡県うきは市吉井町1043-2 |
| 開催日 | 2026年2月11日(水)~3月20日(金) ※開催時間は会場によって異なります |
| お問い合わせ先 | 0943ー76ー3980(総合案内所「観光会館 土蔵」(月曜日休館)) |
| 最寄り駅 | JR筑後吉井駅から徒歩約15分 |
| 車でのアクセス | 大分自動車朝倉ICから約10分 |
| 筑後吉井おひなさまめぐり 公式HP | https://chikugo-yoshiihina.com/ohinasamameguri/ |
【見どころ】 吉井特有の「箱雛」と「おきあげ」を巡る必見スポット
筑後吉井おひなさまめぐりの最大の醍醐味は、この土地でしかお目にかかれない独自の雛文化に触れることです。
まず注目すべきは【おきあげ】と呼ばれる、竹串に厚紙と布、綿を使って立体的に仕上げられた押し絵細工です。
これはかつて吉井の女性たちが内職や趣味として丹精込めて作り上げたもので、歌舞伎の題材などをモチーフにした色鮮やかな姿が、白壁のシックな街並みに驚くほど映えます。
また、庶民の間で親しまれた【箱雛】も必見です。
湿気や埃から守るために木箱に収められたお雛様は、一つひとつに家族の情愛が詰まっており、都会の豪華な段飾りとは異なる素朴で力強い美しさを放っています。
これらの希少な雛人形を堪能するために、まず足を運びたいのがメイン会場となる【観光会館 土蔵】です。
ここでは吉井ならではの雛飾りが一堂に会し、イベントの全体像を把握するのに最適です。
さらに、かつての豪商の暮らしを今に伝える「居蔵の館」や、重厚な建築美が光る「居蔵の館(旧松田家住宅)」も見逃せません。
格式高い空間の中で、時代を超えて受け継がれてきた古雛たちが並ぶ姿は圧巻の一言です。
また【白壁交流広場】周辺の商店街でも、店主自慢のコレクションが軒先に飾られており、街全体が温かなおもてなしの空気に包まれています。
歴史ある建築物と、そこに息づく繊細な手仕事の結晶を探しながら歩く時間は、まさに至福のひとときとなるでしょう。
【楽しみ方】 散策の合間に寄りたい!白壁通りの映えグルメ&お土産
白壁の街並み散策に欠かせないのが、うきは市が誇る旬のフルーツや地元食材を活かしたグルメです。
まず立ち寄りたいのが、全国からパン好きが集まる名店【シェ・サガラ】です。
こちらの【季節のフルーツデニッシュ】は、まるで宝石のような美しさで、サクサクの生地とうきは産フルーツの甘みが絶妙にマッチする、まさに「映えグルメ」の代表格です。
また、地元に愛されて40年の【カフェレストラン ラ・セーヌ】も外せません。
お洒落な店内で味わうことができるいちごチョコパフェやホットチョコレート、和を感じることができるほうじ茶ぜんざいセットは、2月限定スイーツはということでぜひ、この機会に食べて欲しい逸品です。
お土産として絶対に外せないのが、吉井の伝統を感じさせる逸品です。
特に「長尾製麺」の【吉井素麺】は、江戸時代から続く伝統技法で作られており、その喉ごしの良さは一度食べたら忘れられません。
さらに、自分へのご褒美や大切な方への贈り物には、特産品の「柿」を使ったスイーツや、お雛様にちなんだ可愛らしい「金平糖」なども喜ばれます。
また、吉井町は「おきあげ」の故郷でもあるため、小さな押し絵のキーホルダーなど、旅の思い出に残る工芸品を探すのも楽しいひとときです。
歴史ある街並みを眺めながら、お腹も心も満たされる至福の時間をぜひ堪能してください。
| イベント名 | 開催日・期間 | 会場・場所 | 内容のポイント |
| おひなさま開会式 | 2026年2月11日(水) | 観光会館「土蔵」前 | 期間の幕開けを祝う神事とテープカット |
| おきあげ制作実演 | 2026年2月28日(土)10時~16時 | 菊竹六鼓記念館ホール | 伝統工芸士による立体的な押し絵の制作見学 |
| 夜のおひなさま(点灯) | 期間中の金・土・日 | 居蔵の館・白壁通り | 幻想的にライトアップされた雛人形と街並み |
| 和ろうそくディナー in 庵鈴亭 | 2026年2月26日(木)18時~20時半 ※10名(要予約) | 庵鈴亭(吉井町1128 白壁通り) | 歴史を継承した伝統の郷土料理【吉野鶏めし】を、和ろうそくの灯りで味わえる |
| 台湾茶一服体験 | 2026年3月7日(土)10時~15時半 ※お茶が無くなり次第終了 | 居蔵の館 | 台湾茶を片手に心地よい時間を過ごす |
| ガリ版印刷体験 | 2026年3月8日(日)①10時〜12時 ②13時〜15時 ※各回4名(要予約) | 居蔵の館 | オリジナルのハンカチとポストカードを手刷りで印刷 |
| 伝統の櫨ロウ体験 | 2026年3月15日(日)13時半~15時 先着8名(事前予約可) | 居蔵の館 | 癒やしの灯りと火除け御守り |
自分で作る楽しさを満喫した後は、街を彩る伝統行事や期間限定のサービスもチェックしてみましょう。
夜の幻想的なライトアップから、子供たちの笑顔が弾ける伝統の「流しびな」、さらには手ぶらで楽しめる着物レンタルまで、【体験以外】の催し物も目白押しです!
特に週末をメインに開催されるイベントが多いので、お出かけのタイミングに合わせて以下のスケジュールを確認しておきましょう。
| イベント名 | 開催日・期間 | 会場・場所 | 内容のポイント |
| 夜あそび大作戦(前夜祭) | 2026年2月10日(火)17時〜20時 | 白壁通り周辺 | 夜間展示、提灯街歩き、スタンプラリーなど |
| 春のお茶席 | 2026年2月15(日)・3月8日(日)10時~15時半(雨天決行) | 菊竹六皷記念館 | 吉井の和菓子とお茶で一服(先着80名) |
| 筑後吉井ひな市 vol.08 | 2026年2月22日(日)・23日(月)10時~16時(少雨決行) | 観光会館「土蔵」駐車場 | 地元のフードやハンドメイド体験が集結 |
| 吉井流しびな | 2026年3月3日(火) ①9時半~吉井幼稚園 ②10時半~吉井小学校 | 南新川周辺 | 五庄屋伝説の川で児童が願いを込めて流す行事 |
| 人力車乗車会 | 3月の毎週土・日曜日 10時~15時 ※悪天候で中止あり | 観光会館「土蔵」前 | 白壁の街を優雅に巡る(1人500円〜) |
| 着物でおひなさまめぐり | 期間中の日曜日・祝日 10時~16時(最終着付は15時まで、着物返却は16時まで) | 居蔵の館(受付) | 本格着物レンタル(2,500円/特典付) |
| 謎解きクイズラリー | 期間中の土・日・祝日 | 各展示会場 | クイズ全問正解でステキなプレゼント! |
| おひなさまプレゼント企画 | 期間中毎日 | 各展示会場 | 宿泊券や特産品が当たる抽選応募(全会場) |
手荷物を増やしたくない方、事前に筑後地方の銘菓や特産品をチェックしておきたい方には、オンラインでお取り寄せできる名物もおすすめです。
これで安心して、おひなさまめぐりを楽しむことができますね。
便利な駐車場はある?
無料駐車場情報
①うきは市文化会館 駐車場
住所:福岡県うきは市吉井町1001-4
利用可能時間:不明
台数:300台
※公式HPで紹介されている以外にも無料で使える駐車場はありますが、駐車できるかは、直接確認してください。
有料駐車場情報
周辺に有料駐車場はありません。
混雑を避けてスムーズに駐車場を見つけたい。
- 混雑を避けて予定をスムーズに進めたい。
- できるだけ効率よく回れるところの駐車場に停めたい。
その悩みがここで解決できます。
駐車場予約サービスを使うと、近隣の駐車場を案内してくれ、事前に予約をすることもできます。
300台の無料駐車場が用意されていますが、土日祝日は混雑が予想されます。
事前に駐車場情報は確認しておくことで、時間を無駄にすることなく、色々な場所を堪能することができるでしょう。
泊まる?日帰り? 一泊して楽しむ筑後吉井と温泉の魅力
日帰りでも十分楽しめますが、せっかくなら一泊して、さらに深く筑後を満喫しませんか?
吉井町内には古民家を改装した風情ある宿があり、夜の静かな白壁通りを散歩できるのは宿泊者だけの特権です。
また、車で10分ほどの距離には「ダブル美肌の湯」として有名な筑後川温泉があります。
おひなさま巡りで歩いた足を、源泉かけ流しの柔らかなお湯で癒やす時間は最高のリフレッシュになります。
各予約サイトでは、期間限定の割引クーポンやポイント還元キャンペーンが随時開催されています。
普段貯めているポイントを賢く使って、ワンランク上の滞在をお得に叶えましょう。
◎楽天ポイントを貯めている方はこちら。
まとめ
白壁の街並みが桃色の春色に染まる「筑後吉井おひなさまめぐり」。
代々大切に守られてきた箱雛や、職人の技が光るおきあげを眺めながら歩けば、この地に息づく歴史と人々の温かな想いが伝わってくるはずです。
ただ眺めるだけでなく、ガリ版印刷や櫨キャンドル作りで手を動かし、ラ・セーヌやシェ・サガラで地域の味を堪能する。
そんな五感で楽しむひとときは、きっと日常を忘れさせてくれる特別な思い出になるでしょう。
早春の柔らかな光に包まれた吉井町へ、あなただけのお気に入りのお雛様を探しに出かけてみませんか?
※本記事の内容は執筆時点の情報・過去の情報をもとにしています。
開催日程や内容は、天候や主催者の判断により変更される場合があります。
最新情報は、公式サイトや主催者の案内をご確認ください。


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