福岡の街から海を渡って訪れる志賀海神社。
志賀島の美しい自然に抱かれたこの神社は、昔から「海神様の総本社」として親しまれてきました。
お正月には、穏やかな潮風と、キラキラと輝く玄界灘の景色に迎えられながら、たくさんの人が初詣に訪れます。
ご祭神は、航海安全や漁業の神様、綿津見三神(わたつみさんしん)。
海に向かって伸びる石畳の参道は、歩くだけで心が洗われるような気持になり、新年を迎えるにはぴったりの場所です。
今回の記事では、志賀海神社初詣情報や混雑状況など、参拝前には押さえておきたいポイントをまとめてご紹介したいと思います。
志賀海神社の基本情報
| 名称 | 志賀海神社 |
| 住所 | 福岡県福岡市東区志賀島877 |
| 参拝時間 | 6時~17時半 ※元旦は0時に開門します。 |
| 社務所時間 | 9時~17時 |
| 電話番号 | 092-603-6501 |
| 最寄り駅 | 香椎線西戸崎駅下車、西戸崎駅前より西鉄バス勝馬行乗車、約10分 |
| 車でのアクセス | 都市高速香椎浜インターより志賀島方面25分 |
| 志賀海神社 公式HP | http://www.shikaumi-jinja.jp/ |
| 志賀海神社 公式Facebook | https://www.facebook.com/shikaumijinja/ |
| 志賀海神社 公式instagram | https://www.instagram.com/shikaumijinja_official/ |
初詣期間の参拝時間・祭事、それに伴う混雑状況
| 日付 | 祭事 | 詳細 |
| 12月31日 | 大祓式除夜祭 | 16時~ |
志賀海神社は、参拝時間が決まっている神社です。
元旦は0時に開門するため、それに合わせて参拝者が訪れますが、特に神事は行われないということもあり、そんなに混雑はしません。
ですが、天気が良い元日の早朝は、初日の出を見ようと、駐車場付近や境内の海側には多くの人が訪れ、大変混雑します。
逆に、雨降りなどの元日の早朝は、空いているでしょう。
1日は参拝時間中、多くの人がひっきりなしに訪れますが、2日以降はぐっと少なくなり、混雑をあまり感じないでしょう。
本殿まではやや長めの階段を上っていくことになり、幅もそんなに広くないので、混雑時は足元に気を付けて欲しいと思います
お守りや御朱印は購入できる?
志賀海神社では、楼門を抜けたすぐ左側にお守りや御朱印などが売られている授与所があります。
特に注目したいのは、海神・龍神の力を宿すとされる【龍神勝守(りゅうじんかちまもり)】で、人生の勝負事や新しい挑戦を始める際に、「自分自身に打ち勝つ力」を授けてくれるとして、多くの方に人気を集めています。
また、志賀島で出土した有名な国宝にちなんだ【金印ストラップ】も授与されており、歴史ロマンと開運のご利益を同時に得られるお土産としても喜ばれています。
可愛らしい授与品としては、縁起の良いトビウオの飾りが付いた【出世飛び魚釣りみくじ】や、龍の都ならではの【開運龍頭みくじ】があり、おみくじを引く楽しみだけでなく、持ち帰ってからも開運の願いを込めたマスコットとして親しまれています。
その他にも、心身の守護を願う「金欄御身守」や、厄除けと平穏を祈るカード型の「事無き紫カード守」など、様々な願いに対応した御守りが用意されています。
御朱印は直書きをしてくださるそうですが、混雑状況では書置きに日にちを直書きすることになるようです。
直書きを望まれる方は、午後などの空いている時間帯を狙うと良いでしょう。
屋台は出てる?
志賀海神社では、2025年は社号碑の向かいに農産物出荷場で約5店舗ほど、屋台が出店していました。
志賀島では、お正月に玄関に塩漬けのサワラを吊るして大漁と無病息災を願う風習があることから、サワラを使ったお雑煮やカレー、志賀島産あまおうを使った甘酒など、志賀海神社にお詣りに来たからこそ出会えるものが揃っています。
2026年も行われると思われるので、開催期間や営業時間については、賀正屋台倶楽部で確認してみてくださいね。
参拝に便利な駐車場はある?
無料駐車場情報
①志賀海神社 参拝者専用駐車場
住所:福岡県福岡市東区志賀島502
利用可能時間:終日可能
台数:約100台
有料駐車場情報
周辺に有料駐車場はありません。
混雑を避けてスムーズに駐車場を見つけたい。
- 混雑を避けて予定をスムーズに進めたい。
- できるだけ志賀海神社近くの駐車場で停めたい。
その悩みがここで解決できます。
駐車場予約サービス、近隣の駐車場を10日前から予約ができます。
志賀海神社は大きめの駐車場が1つしかないので、混雑すると駐車場を探すのも一苦労でしょう。
そんな中でも、確実に駐車場を確保し、事前に不安は解決しておくといいでしょう。
まとめ
潮の香と歴史が深く息づく志賀海神社での初詣は、きっと心に残る一年の始まりとなるでしょう。
三が日は混雑が予想されますが、午前0時の開門や美しい初日の出に合わせて訪れる早朝の参拝は、格別に清々しいものです。
海神様からの御神徳をいただく「龍神勝守」や「金印ストラップ」など、志賀島ならではの特別な御守りを授かるのも楽しみの一つです。
都会の喧騒を離れ、海と空の雄大さに包まれながら、2026年を力強く、そして穏やかにスタートさせましょう。


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