水郷の街・福岡県柳川市といえば、春に開催される「さげもんめぐり」が全国的にも有名です。
しかし、実は秋の柳川でも、鮮やかな黄色に包まれたもう一つの特別な雛祭りが開催されているのをご存知でしょうか。
今回は、秋限定の伝統行事「黄色い雛めぐり」の魅力や見どころ、アクセス方法まで詳しくご紹介します。
柳川の伝統文化「さげもん」と「重陽の節句」の歴史
柳川市に古くから伝わる「さげもん」は、女の子の健やかな成長と幸福を願って飾られる伝統的な吊るし飾りです。
春の桃の節句だけでなく、秋の「重陽の節句」にもお雛様を飾る風習があり、秋の「黄色い雛めぐり」へと受け継がれています。
まずは、さげもんの由来や「後の雛(のちのひな)」という珍しい風習について詳しく紐解いていきましょう。
🎎 柳川の「さげもん」に込められた願いと特徴
- 子供の幸せを願う伝統装飾:初節句を迎える女の子のために、親族や近所の人々が真心を込めて作った布細工やまりを飾る柳川独自の風習です。
- 縁起物の布細工と柳川まり:人生の幸福や健康を象徴する鶴・亀・海老などの布細工51個と、飛躍や丸満を意味する「柳川まり」2個の計53個の飾りが吊るされます。
- 人生50年時代の祈り:51個の飾りには「人生50年と言われた時代に1年でも長く生きられますように」という長寿への深い願いが込められています。
- 春の風物詩としての定着:毎年2月上旬から4月上旬にかけて「柳川雛祭り さげもんめぐり」が開催され、城下町全体が華やかなお祭りムードに包まれます。
菊花咲く秋の行事「重陽の節句」と「後の雛」
- 五節句の一つ「重陽の節句」:毎年9月9日は「菊の節句」とも呼ばれ、奇数の中で最も大きい陽の数「9」が重なる、大変縁起が良い日とされています。
- 無病息災と長寿を祈る風習:古来より菊は邪気を払い長寿をもたらす植物とされており、菊の花を飾ったり菊酒を飲んだりして健康を祈願してきました。
- 江戸時代から続く「後の雛」:春の桃の節句で飾ったお雛様を半年後の秋に出し、虫干しを兼ねて再び飾る「後の雛(のちのひな)」という風習が今も残っています。
- 秋の柳川を彩る「きいろ雛」:重陽の節句の象徴である「菊の花(黄色)」にちなみ、秋の柳川では黄色を基調としたお雛様やさげもんが特別に展示されます。
基本情報・アクセス
| 名称 | 黄色い雛めぐり ~柳川 重陽の節句~ |
| 住所 | 福岡県柳川市稲荷町83 沖端さげもんパーク他 |
| 開催日 | 2026年9月9日(水)~10月12日(月) |
| 開催時間 | 時間は各展示会場・店舗の営業時間によって異なります(およそ10:00〜17:00頃が中心) |
| 最寄り駅 | 西鉄天神大牟田線柳川駅から車で約7分 |
| 車でのアクセス | 九州自動車道みやま柳川ICから約20~25分 |
| 柳川市観公協会 公式サイト | https://www.yanagawa-net.com/news_event_list/6339/ |
| 柳川市観光協会 公式instagram | https://www.instagram.com/yanagawa.kankou/ |
| 柳川市観光協会 公式Facebook | https://www.facebook.com/yanagawa.tourist |
イベント開催時や休日の柳川周辺は、川下り観光や散策を楽しむ訪れる人々で大変混雑します。
遠方からお越しの方や混雑を避けてゆっくり散策を楽しみたい方は、観光の拠点となる「西鉄柳川駅周辺のホテル」を事前予約しておくのがおすすめです。
楽天トラベルやじゃらんなら直前までキャンセル可能なプランも探せるので、予定が決まったら早めに「自分たちの拠点」を確保しておきましょう!
「黄色い雛めぐり」の開催概要と見どころスポット
秋の柳川を鮮やかに染め上げる「黄色い雛めぐり」は、毎年9月上旬から10月上旬にかけて開催されます。
展示会場は市内複数箇所に拡大されており、街を歩きながらさまざまな表情の黄色いお雛様を楽しむことができます。
ここでは、フェアの全体像と絶対に外せない注目の見どころ会場をピックアップしてご紹介します。
🌟 「黄色い雛めぐり」の見どころ
- 開催期間:令和8年(2026年)9月9日(水)〜 10月12日(月・祝)まで開催されます。
- 黄色一色に染まる幻想的空間:会場内には鮮やかな黄色の衣装を纏ったお雛様や、黄色をメインカラーにした特別デザインのさげもんが飾られます。
- 秋の散策に最適なロケーション:暑さが和らぐ秋の風を感じながら、川下りやスタンプラリーを兼ねた街歩きを楽しめるのが魅力です。
📸 押さえておきたいおすすめ展示会場(スタンプラリースポット)
- 西鉄柳川駅構内(からたちスペース):電車を降りてすぐに楽しめる人気スポットで、鮮やかな黄色のお雛様と記念撮影ができるフォトスポットです。
- 沖端さげもんパーク:川下り船の乗降場や歴史あるうなぎ屋が立ち並ぶ観光の中心地に位置し、柳川らしい情景と一緒に散策を楽しめます。
- 柳川よかもん館:柳川の名産品や特産品が一堂に揃う観光物産館で、お土産選びをしながら豪華な黄色の雛段飾りを鑑賞できます。
- 交流館なかしまワッセ!:地域の人々に愛される交流スペースで、温かみのある手作りのさげもん展示や装飾が訪れる人々を温かく迎えてくれます。
🎯 特産品が当たる!スタンプラリー
- 概要:展示会場(6か所)や秋限定の「アキアミ料理」提供店舗(市内8店舗)を巡ってスタンプを集めると、抽選で豪華賞品が当たります。
- 注目のプレゼント賞品:スタンプの数に応じて「柳川ブランド認定品」「相撲味噌」「福岡有明のり」「うなむす」「うなぎめしセット」など、柳川の名産品が当たります。(※応募箱は沖端観光案内所・柳川駅観光案内所・柳川よかもん館に設置)
- 秋限定の絶品「アキアミ料理」:有明海で採れる貴重な小エビ「アキアミ」を使った限定メニューが市内8店舗で味わえるのも、この時期だけの大きな魅力です。
詳しいお店の場所や情報は、こちらから確認してください。
散策ルートからグルメまで!秋の柳川を満喫するおすすめプラン
「黄色い雛めぐり」の開催期間中は、効率よく街を巡る散策はもちろん、秋ならではの特別なイベントや美味しいご当地グルメも目白押しです。
美しいお雛様を鑑賞しながら、柳川の魅力を余すことなく楽しむためのモデルルートや注目の食・イベントをご紹介します。
🚶♀️ 効率よく楽しむ!モデル散策ルート
- 【STEP 1】西鉄柳川駅からスタート:駅構内の「からたちスペース」で最初にきいろ雛と記念撮影を行い、駅前で観光マップを入手します。
- 【STEP 2】バスまたは川下りで沖端へ:西鉄柳川駅からバス(または観光川下り船)に乗車し、風情ある水路の景色を楽しみながら沖端エリアへ移動します。
※川下りを選ぶ場合は、全体でプラス1時間ほど余裕を見ておくのがおすすめです。 - 【STEP 3】沖端周辺の会場を散策:「沖端さげもんパーク」で黄色いさげもんを鑑賞し、周辺の歴史ある街並みをのんびり散歩します。
- 【STEP 4】よかもん館で買い物と鑑賞:「柳川よかもん館」へ移動し、店内いっぱいに飾られたお雛様を眺めながら地元のお土産を探します。
🍶 酒と食のイベント『Cheers!やながわ』
- 開催日時:令和8年10月3日(土) 正午12:00〜17:00(※雨天の場合は10月4日(日)に延期)
- 開催場所:アクセス抜群の「西鉄柳川駅東口 駅前広場」特設会場にて開催されます。
- 地元・筑後エリアの地酒が集結:柳川市をはじめ、酒造りが盛んな筑後地域の蔵元から自慢の日本酒や銘酒が勢ぞろいします。
- 名物グルメの屋台出店:お酒にぴったりな地元名物のテイクアウトグルメや、秋の味覚を楽しめるフードブースが多数出店します。
- 限定アイテムの販売:銘酒を味わえる飲み比べセットや、イベント限定のオリジナル酒器なども販売され、お酒好きにはたまらない内容です。
🍱 柳川散策で絶対に食べたい名物グルメ
- 国産うなぎのせいろ蒸し:タレを塗ったご飯の上に香ばしく焼いたウナギと錦糸卵を乗せ、せいろで蒸し上げた柳川を代表する絶品名物です。
- 発酵あんこスイーツ:老舗の味噌蔵が時間をかけて開発した、砂糖不使用でやさしい甘みが特徴の新感覚ヘルシー和スイーツです。
- 有明海の珍味・海苔製品:豊かな有明海で育まれた極上の柳川のりや、地元の特産品を生かした加工品はお土産にも大人気です。
- 川沿いの古民家カフェ巡り:水路沿いに点在する情緒あふれる古民家カフェで、秋の風を感じながら抹茶や和菓子でひと休みできます。
💡快適に参拝するためのワンポイントアドバイス
秋の柳川散策では、城下町や水路沿いをのんびり歩いて回る機会が多くなります。
「せっかくのシャッターチャンスなのにスマホの充電が切れた!」という事態を防ぐモバイルバッテリーはもちろん、秋の行楽シーズンに欠かせない歩きやすいスニーカーなど、楽天で準備万端に整えて出かけませんか?
事前にチェック!アクセス方法・交通手段
「黄色い雛めぐり」へお越しの際は、当日の混雑状況に合わせて最適な交通手段を選びましょう。
🚗 車でのアクセスと周辺駐車場案内
お車でお越しの場合のアクセスと、イベント会場周辺の主な駐車場情報です。
【車でのアクセス】 九州自動車道「みやま柳川IC」より県道772号線経由で約20分。
📍 周辺駐車場マップ
【主要駐車場一覧】
- 西鉄柳川駅東口駅前広場駐車場:駅周辺の展示や「Cheers!やながわ」会場に最も近い駐車場です。
- 柳川商店街駐車場(よかもん館裏):柳川よかもん館での展示鑑賞や、商店街散策に便利です。
- 柳川商店街第二駐車場:よかもん館周辺が満車の場合の近隣選択肢として利用できます。
- 日吉神社駐車場:日吉神社参拝や周辺の散策スポットへのアクセスに最適です。
- 本城町駐車場:城内エリアや各展示会場の中間に位置し、街歩きの拠点に適しています。
- 筑紫町観光駐車場:市営の観光駐車場で、ゆったりと駐車できます。
- 稲荷町観光駐車場:沖端エリアの手前に位置し、観光スポットへ徒歩圏内です。
- 白秋観光駐車場:沖端さげもんパークや北原白秋生家など、観光の中心地に近く便利です。
- 中島朝市駐車場:交流館なかしまワッセ!周辺の散策に便利な駐車場です。
💡 混雑対策アドバイス
休日やイベント開催日は観光地近くの駐車場が混雑しやすくなります。事前に確実にスペースを確保しておきたい方は、「akippa(アキッパ)」や「特P(トクピー)」などの駐車場予約サービスをあわせて活用するのもおすすめです。
🚆公共交通機関(電車・バス)でのアクセス
当日の混雑を避けてスムーズに移動したい場合は、公共交通機関の利用がおすすめです。
- 西鉄天神大牟田線でのアクセス:西鉄福岡(天神)駅から「特急」に乗車し、西鉄柳川駅まで約45分で直通アクセスが可能です。
- JR博多駅からのアクセス:地下鉄空港線で天神駅へ移動(約5分)し、西鉄福岡(天神)駅へ乗り換えて西鉄柳川駅を目指します。
- 現地での移動手段:西鉄柳川駅前からは「沖端」方面行きの路線バスやタクシーが運行しているほか、レンタサイクルの利用も便利です。
まとめ
春の華やかな「さげもんめぐり」とは一味違う、秋の「黄色い雛めぐり」は、落ち着いた雰囲気の中で日本の伝統美と菊の節句を楽しめる素晴らしい行事です。
鮮やかな黄色いお雛様やさげもんに囲まれながら、城下町の秋風を感じる散策は心癒される特別な体験になります。
今度の休日はカメラを片手に、秋の魅力が詰まった柳川へおでかけしてみてはいかがでしょうか。
※本記事の内容は執筆時点の情報・過去の情報をもとにしています。
開催日程や内容は、天候や主催者の判断により変更される場合があります。
最新情報は、公式サイトや主催者の案内をご確認ください。




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